北京で開かれている北韓の核問題をめぐる6カ国協議は、3日目の10日、議長国の中国を中心に2国間協議が行われています。
アメリカ代表のヒル国務次官補は10日朝、記者団に、「北韓の核廃棄に向けた初期段階の措置を、『核施設の閉鎖』と表記することについて、北韓も理解している」と述べました。
また韓国代表の千英宇(チョン・ヨンウ)韓半島平和交渉本部長は、「核施設の『凍結』にするか『閉鎖』にするかの表記については問題にならないだろう」と述べ、各国が北韓に求めている初期段階の措置について、北韓側は大筋で受け入れているものとみられます。
しかしその見返り措置として北韓が求めているアメリカによる「敵対視政策」の撤回や、重油などエネルギー支援については、まだ意見の歩み寄りができず、協議は難航している模様です。
議長国の中国はこれまでの各国の意見を踏まえ、合意文書の草案を修正して、近く各国に改めて提示するものとみられ、これをもとにさらに意見が交わされる見通しです。