中国の長春で開かれている冬季アジア大会で韓国は1日金メダル3個を加え、メダルの合計が金メダル9、銀メダル12、銅メダル9で日本を抜いて総合2位に浮上しました。
1日、韓国は男子スピードスケート1000メートルでイ・ギョヒョクが1分09秒86のアジア新記録を出して金メダルを手にしました。これでイ・ギュヒョクは前日の1500メートルに続く金メダルで、見事2冠王となりました。
またカーリングでは男子、女子ともに決勝で日本に劇的な逆転勝利を収め金メダルを獲得しました。
一方、女子ショートトラック代表選手らは先月31日、3000メートルリレーで銀メダルを獲得し、その表彰式で「白頭山は韓国の領土」と書かれた紙を手に表彰台にあがり、観衆にアピールしました。これは中国が大会の開会式前から白頭山を中国名の長白山と宣伝するパンフレットやポスターを配り、韓国人の感情を刺激したことに対する抗議行動でした。
これに対し、中国外交部は1日、北京駐在韓国大使館の関係者を呼び公式に抗議しました。また韓国政府関係者はこの件に関して中国側に「偶発的な事件であり、政治的な意味で解釈せずに、落ち着いて対応して欲しい」と伝えました。