去年の対日貿易赤字は史上最大となりました。
産業資源部と関税庁がこのほどまとめた資料によりますと、去年の対日貿易赤字は前の年に比べて3.9%増えた253億3100万ドルで、史上最大となりました。
対日貿易赤字が増えているのは、基幹部品や素材の日本への依存が強く、部品を輸入して完成品を輸出する韓国の産業構造は、輸出が増えれば日本からの輸入も増える結果を招いているからです。
一方、韓国の最大の輸出国である中国との貿易では、貿易黒字が減少しました。
去年の対中貿易黒字は209億6700万ドルで、前の年に比べて9.9%減りました。
対中貿易黒字が減少したのは2001年以来のことです。
これは中国が鉄鋼や石油化学分野での設備投資を増やした結果、これらの分野で韓国からの輸出が減ったためです。
対日貿易赤字が増え、対中貿易黒字が減る傾向が続く場合、韓国の貿易収支黒字の基調に影響をきたす可能性もあり、基幹部品や素材の日本への依存を軽減するためにこれらの分野の集中投資が必要との声が出ています。