韓国とアメリカのFTA=自由貿易協定を結ぶための6回目の交渉は最終日の19日、 商品貿易、労働など5つの分科会を開いてすべての日程を終えました。
19日は両国の首席代表や分科会の代表が集まって、分科会ごとの交渉の進み具合について説明を聞き、互いに誤解や手違いがなかったかどうかを最終点検しました。
韓米両国は6回目の交渉で争点となっている反ダンピング、自動車、医薬品、農業、繊維を除くほとんどの内容では大筋で合意に至っています。
争点のうち反ダンピング、自動車、医薬品は両国の首席代表が直接調整に乗り出したものの合意できず、農業はさらに高官による会談が行われる見通しで、高官による会談が始まった繊維はさほどの進展がみられませんでした。
両国はこれまでの交渉で互いの交渉カードをほとんど公開しており、来月に予定されている7回目の交渉で一括妥結に向けて最後の交渉を進めるものと予想されます。
しかし韓国の金宗壎(キム・ジョンフン)首席代表は「7回目の交渉での妥結も厳しい」という考えを示し、さらに8回目の交渉か追加の高官による交渉が行われる可能性を示唆しました。
またアメリカのカトラー首席代表はKBSの取材に対して「争点となる分野はぎりぎりで妥結する場合が多い」として3月末まで努力すれば、良い結果が得られるとと自信のほどを示しました。
アメリカでは相手国との交渉を速やかに進めるために議会が大統領に貿易促進の権限を与えており、韓国とのFTA交渉にもこれが適用されていることから、その期限となる4月初めまでには韓米FTAが実現するかどうかが決まる見通しです。
韓国側の金宗壎首席代表は19日夜、今回の交渉結果について発表する予定です。