韓国のプロサッカー、K-リーグの14の全球団は15日、会議を開き、今月21日からカタールで8カ国が招待されて開かれる国際大会に出場する予定のオリンピック代表チームに所属選手を送らないことを決めました。
プロサッカーの球団は「規定にない親善大会に所属選手を出すことはできない」としており、16日にカタールのドーハに向かう予定だったオリンピック代表チームの大会参加は事実上、難しくなりました。
プロサッカーの全球団が大韓サッカー協会からの代表選手招集の要請を拒否したのは初めてのことです。
大韓サッカー協会は2002年から球団に対して一方的に代表チームの招集を求めており、おととし・去年とも冬の訓練中に、転地訓練を理由に主な選手を招集したため、プロチームの組織的なプレーに支障を来たしたとして球団の不満が積もっていました。
今回のカタールでの国際大会は、ワールドカップやオリンピックのように強制的に選手を招集するものではなく、球団との協議を必要とする「一般親善大会」で、大韓サッカー協会と球団の合意で招集できるとされています。