北京で開かれている北韓の核問題をめぐる6カ国協議で行われている米朝協議で、北韓はヨンビョンの原子炉凍結とIAEA=国際原子力機関の査察受け入れを金融制裁の解除と連携させなかったもようです。
ソウルの外交消息筋は20日、「北韓が19日に行われた米朝協議で、重油の提供があれば、ヨンビョンの原子炉を凍結し、IAEAの査察を受け入れる用意を示した」と述べました。
この消息筋はさらに「北韓は長期的な補償として軽水炉の提供も要求し、これに対してアメリカは核の凍結だけでは補償はできないとする立場を明らかにした」と述べました。
北韓のこのような態度は、核廃棄プロセスの最初の段階の核施設の凍結をめぐって、金融制裁の解除を先決条件として要求しなかったことから、協議は一歩前進したと受け止められています。
北韓はまた偽ドル札製造について「過去のことについては関係者を処罰した」と説明しましたが、アメリカは「最近も偽ドル札を製造した疑いがあるとして、さらに処罰を求めた」と伝えられています。
消息筋によりますと、米朝協議の雰囲気は悪くなく、21日まで延長する可能性があるということです。