北京で行われている6カ国協議は20日、首席代表らが出席する3回目の全体会議を開き、核廃棄に向けた「初期段階の履行措置」とそれに対する「相応措置」を論議する見込みです。
協議2日目の19日は、北韓が実務的交渉の姿勢で臨んだことから、各国の主張の隔たりが少しずつ解消されつつあるものとされ、協議3日目の20日は、接点が得られるかどうかが注目されます。
アメリカ国務省のマコーマック・スポークスマンは19日「突破口は依然として作られていないが、実質的な情報と意見の交換が行われているようだ」と語りました。そして初日に、北韓があらゆる制裁の解除を求め、アメリカも原則を表明したことから抜け出して、2日目は「情報と意見を交換しはじめたので、20日にもアメリカと北韓の2国間協議など多くの論議が行われるだろう」と語りました。
アメリカのヒル国務次官補は19日、北韓との2国間協議に出席しましたが、「この協議は中身のあるものだった」と語りました。AP通信によりますと、北韓への金融制裁交渉を担当するアメリカ財務省・テロ資金・金融犯罪担当のグレーザー副次官補は19日、北韓への金融制裁の解除については長期にわたる交渉が必要だと語った模様です。
一方、日程については議長国の中国は21日午前に協議を終結させる方針とされていますが、状況次第では変わる可能性もあるとみられています。中国は協議の終了時に発表する「議長声明」の1回目の草案の内容を21日、各国に示す可能性もあるとされています。