北韓に対するアメリカの金融制裁解除を協議する実務者協議が韓国時間で19日午後4時から北京のアメリカ大使館で始まりました。
アメリカの政府関係者によりますと、協議は午後4時に始まったということですが、「いつ終わるかは決めていない」としています。
協議にはアメリカから金融犯罪担当のグレーザー財務次官補、北韓から朝鮮貿易銀行の呉光哲(オ・グァンチョル)総裁が首席代表として出席しています。
アメリカが凍結したマカオのバンコ・デルタ・アジア銀行の北韓口座についてアメリカと北韓が2国間協議を行うのは、今年3月にニューヨークで北韓の李根アメリカ局長とグレーザー財務次官補が会合して以来、9カ月ぶりです。
この協議でアメリカは、北韓のマネーロンダリング容疑やアメリカ偽ドル製造疑惑についてのアメリカ財務省の調査内容について説明するとともに、バンコ・デルタ・アジア銀行の北韓口座の凍結を解除するために北韓が取らなければならない措置についても説明したものと伝えられています。
これに対して北韓は、国として偽ドルを製造した事実はなく、北韓も偽ドル流通の被害者だとするこれまでの立場を貫いたものとみられます。
そのうえで北韓は「アメリカが関連情報を提供すれば、製造者を逮捕してアメリカ財務省に通告できる」とする立場を示した可能性があると、現地の外交筋が述べました。
一方、金融問題の米朝2国間協議と並行して、核問題を話し合う米朝2国間協議も進められている模様です。