フィギュアスケートのグランプリシリーズの上位選手6人によるファイナルで、韓国の金妍兒(キム・ヨナ)選手(16)が優勝しました。
金妍兒選手は16日、ロシアのサンクトペテルブルクで行われたグランプリファイナルで前半のショートプログラムを3位とし後半のフリーに臨みました。
フリーで金選手は、腰の負傷にもかかわらず高難度の構成で安定した演技を見せ、ショートとフリーの合計で1位となり、去年のチャンピオンでショートプログラムで首位に立っていた日本の浅田真央選手に逆転優勝しました。
グランプリシリーズの上位選手によるファイナルで韓国人が優勝したのは金妍兒選手が初めてです。
これで金妍兒選手は、国際スケート連盟フィギア女子シングルスで世界ランキング第5位になりました。