ドーハアジア競技大会に出場した乗馬の金ヒョンチル選手(47)が、試合中、落馬して死亡しました。
金ヒョンチル選手は、7日、ドーハの乗馬クラブで開かれた総合馬術個人クロスカントリーに臨み、8番目の障害物に足がかかって倒れた馬から落馬し、馬の下敷きとなりました。
金ヒョンチル選手は事故の後、病院に運ばれ治療を受けましたが、韓国時間で午後5時20分頃、亡くなりました。
事故が起きた競技場は、朝から降り続いた強い雨で滑りやすくなっていたということです。
この事故で乗馬総合馬術競技はすべて中止されました。
金ヒョンチル選手は今年47歳、1986年にソウルで行われたアジア競技大会から乗馬の代表選手として活躍し、2002年の釜山大会では銀メダルを獲得していました。