先月28、29の2日間、北京で行われた6カ国協議をめぐるアメリカと北韓との会談で、アメリカのヒル国務次官補は、北韓の金桂寛(キム・ケグァン)外務次官に、北韓が核を廃棄すれば韓国戦争終戦の宣言文に南北とアメリカが共同で署名することができると提案した模様だと、韓国政府関係者が明らかにしました。
このことはアメリカのブッシュ大統領と北韓の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が署名の際に立ち会う可能性にもつながり注目されています。
ヒル次官補はまた、核廃棄に向けた初期の措置として△寧辺(ニョンビョン)の5メガワット原子炉など核施設を凍結すること△IAEA=国際原子力機関の査察官の自由な北韓入りを受け入れることなども北韓に求めた模様です。
一方、北京から帰国した外交通商部の千英宇(チョン・ヨンウ)韓半島平和交渉本部長も1日「金桂寛次官に会った際、核廃棄をすれば、終戦宣言文の共同署名に臨むことができるというアメリカ側の意志を詳しく説明した」と述べています。また、アメリカには北韓と平和共存の意志があり、外交的な解決に向けて最善を尽くすという考えを説明したということです。