来月、中東カタールのドーハで開かれるアジア大会の開会式と閉会式でも、韓国と北韓が合同入場することがほぼ決まった模様です。
これで国際スポーツ国際大会での南北の合同入場は2000年のシドニー・オリンピック以降8回目となり、2008年の北京オリンピックで統一チームを作るための協議も進展する見通しとなりました。
北韓の朝鮮オリンピック委員会は今月10日、大韓オリンピック委員会に電話通知文を送り、ドーハのアジア大会での合同入場と、2008年の北京オリンピックの統一チーム作りを話し合う南北体育会談を提案してきました。
しかし北韓の核実験に対する国連安保理での制裁決議もあって、大韓オリンピック委員会は対応に苦慮していましたが、政府と大韓オリンピック委員会は、22日、アジア大会は非政治的なスポーツ交流で、2000年のシドニーオリンピック以降の国際スポーツ大会で合同入場を一度も欠かしたことがないため、提案を受け入れる意向を一両日中に北韓に伝えることにしています。
今回のドーハ・アジア大会での合同入場は時間が差し迫っているため、ユニフォームの統一はできないということです。