ロッテ百貨店にジャコウネコの糞(ふん)から採取した、世界で最も高価なコーヒー豆が登場し、話題となっています。
ロッテ百貨店は7日、インドネシアのスマトラ島、ジャワ島、スラウェシ島などに生息するジャコウネコ、ルアックの糞から採るコーヒー豆「コーヒー・ルアック」をソウルの本店で12日まで販売すると発表しました。
このコーヒー・ルアックは、猫のルアックがコーヒーの実を食べた後に排せつする未消化のコーヒーの実だけを取り出して作るもので、ネコの体内でだ液と胃液と混ざって発酵することで独特な香りが生まれ最高級のコーヒーとして評価されています。
コーヒー・ルアックの生産量は年間多くて500キログラムであることから、50グラムで65万ウォンにも達するということです。
ロッテ百貨店は、アラビカ豆にルアック豆を混ぜたルアックT10の100グラムを15%割り引きして12万7500ウォンで、ギフトセットは100万ウォンで、それぞれ販売するとしています。