南北経済協力事業の一つである開城工業団地で働く北韓の労働者の賃金は月50ドルから60ドル程度だということが分かりました。
開城工業地区管理委員会は4日、北韓の中央特区開発指導総局が送ってきた開城工業団地の労働者の賃金についての資料を公開しました。
開城工業団地の韓国の衣類メーカの工場で働いている北韓の労働者46人の賃金についてのこの資料によりますと、1カ月の賃金は勤務時間などによって差はあるものの、50ドルから60ドル程度でした。
これは北韓の労働者の平均賃金の2倍から3倍にあたります。
北韓はこの金額から医療費や教育費などの名目で30%程度を控除しており、実際に労働者が受け取る賃金はこの70%程度です。
韓国政府は、今のところ北韓の労働者に賃金が手渡されたかどうかを確認するのは現実的に難しいことから、賃金を北韓の労働者に直接支払う方式を検討しています。