韓流ビジネスを経済的に支援し利益も得ようという、テレビドラマ制作のための投資ファンドが現代証券によって作られることになりました。現代証券によりますと、この「韓流ドラマ投資ファンド」は１１月中旬から募集を始めて２００億ウォン規模にする計画です。
韓国の金融機関が映画ではなく、テレビドラマの投資ファンドを募集するのはこれが初めてで、韓国国内向きに作ったテレビドラマを日本や中国などに販売する、これまでのやり方ではなく、最初からアジア市場をターゲットにした「企画商品」を作ることにしています。
現代証券のチュ・イクス国際営業本部長は「この投資ファンドは金融資本をテレビドラマ制作に結びつけ、制作会社に安定的な制作条件を提供することになるだろう。アジアのコンテンツ需要から考えて魅力的な収益が保障できる。映画投資の場合は観客数次第で収益率が決まりリスクが大きいが、テレビドラマは版権の売却など多様な収益が可能だ」と自信を示しています。