60年代から70年代に日本と韓国で活躍した往年のプロレスラー、大木金太郎ことキム・イル氏が26日午後0時17分頃、亡くなりました。77歳でした。
キム・イル氏は25日、血圧が急激に下がり、ソウル市内の病院に運ばれましたが意識がない状態が続いていました。
大木金太郎ことキム・イル氏は、1958年に日本に渡って力道山のもとに入門して、翌59年11月にプロレスラーとしてデビューしました。
そして得意技の頭突きで勝利を重ね、72年にインターナショナルヘビー級の王座となり、その後もジャイアント馬場やアントニオ猪木とともに日本のプロレス界の三本柱といわれて活躍しました。
しかし頭突きの後遺症による首の持病が悪化して、1981年11月の試合を最後に引退し、94年に韓国に帰国していました。