文化
高速鉄道工事区間で新羅時代の遺跡大量確認
Write: 2006-10-25 17:30:27 / Update: 0000-00-00 00:00:00
ソウルと釜山との結ぶ高速鉄道の工事区間となっている慶尚北道慶州市ドクチョン里で新羅時代初期と見られる遺跡が大量に出土されました。
韓国鉄道施設公団の依頼を受けて発掘作業を行っている嶺南文化財研究院によりますと、24日現在、確認された遺跡は木の棺の墓など墓の跡が200、青銅で作られた帯や鴨の形をした土器など合わせて2000点あまりです。
鴨の形の土器は埋葬された人の身分が高いことを示すとされており、遺跡が政治的に地位が高い支配者のものだったことを物語るということです。
調査団は、予想をはるかに上回る遺物が確認されたとして、「高速鉄道の建設によって遺跡の保存は難しい状況だが、重要な遺跡については保存方法を検討する必要がある」としており、この区間での高速鉄道の工事は難航することも予想されます。
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