北韓の開城工業団地内にある韓国都市銀行「ウリ銀行」に、北韓法人が4つの口座を開設していることが確認されたと、韓国の日刊紙、中央日報が21日付けで報道しました。
それによりますと、北韓法人の「開城工業地区管理委員会」は、2004年12月、開城工業団地にある韓国のウリ銀行の支店に4つの口座を開設しました。
しかしこれについて李鍾奭(イ・ジョンソク)統一部長官は、「開城工業地区管理委員会は、法律的には北韓の組織だが、事実上、韓国側が運営する組織であり、この口座で韓国から派遣した従業員の給料などを管理してきた」として、北韓の口座とみるべきではないとする立場を示しました。
また統一部は、財政経済部や外交通商部など関係部署の反対を押し切って「北韓中央特区開発総局」名義の口座を、やはりウリ銀行の開城工業団地支店に作らせようとしましたが、ウリ銀行が強く拒否したため結局、実現しなかったことも今回、明らかになりました。
政府は、当初、北韓が去年12月、開城工業団地にある韓国のウリ銀行の支店に口座の開設を要請してきたのをはっきり断ったと発表していました。