文化
貧困退治運動家ユヌス氏 ソウル平和賞受賞へ
Write: 2006-09-06 17:09:12 / Update: 0000-00-00 00:00:00
バングラデシュの貧困退治運動家、ムハマッド・ユヌス博士(66)が、第8回ソウル平和賞の受賞者に選ばれました。
1988年のソウルオリンピックを記念し、人類の和合と世界平和のために作られたソウル平和賞の財団は、6日、今回の受賞者に無担保小額貸し出し制度を設けて、貧民層の自立基盤を作ったユヌス博士を選定したと発表しました。
ユヌス博士は1940年バングラデシュで生まれ、アメリカで経済学の博士をとった後、本国に戻って大学教授をつとめていました。
しかし経済学理論だけでは貧困退治に限界があるとして、1973年から貧困退治運動をはじめ、貧しい人々のために無担保小額貸し出し制度の「マイクロ クレジット」制度を作り、76年には制度拡大のための銀行を設立しました。
この貸し出し制度は韓国、アフガニスタン、カメルーンなど世界37カ国、9200万人を対象に運営されており、国連は2005年を「マイクロ クレジットの年」に定めていました。
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