国連の安全保障理事会が北韓に対する非難決議を採択した後、制裁へ向かっているアメリカの動きに対し、中国がブレーキをかけています。
中国の温家宝首相は5日、ロイターなど外国のメディアとのインタビューで、北韓とイランへの制裁は両国の核開発問題を解決できる適切な方法ではないと警告しました。このインタビューで温家宝首相は、北韓とイランに対する制裁に関係国は慎重になるべきだという考えを示し「制裁を科すことは解決につながらないどころか、逆効果になるかもしれない」という認識を表明しました。
こうしたコメントは、アメリカのヒル国務次官補が日本で制裁決定の履行や具体的な行動の必要性を強調した後、中国入りした日に出されたものであることから注目されています。国連安保理が非難決議を採択した後、アメリカと日本を中心にした制裁の動きに対し、中国側が反対する立場を公表したのは初めてです。