アメリカの非営利人口統計研究所である「人口照会局」が17日発表したところによりますと、韓国女性の出生率は1.1人で、台湾とともに最も低いことが分かりました。これは、去年の韓国女性の出生率1.2人よりも0.1人減っています。日本女性の出生率は韓国よりやや高くて1.3人、北韓は2.0人、厳しい出産制限政策をとっている中国でも1.6人で韓国より高く表れています。
このままでいけば、韓国の人口は、2050年には今より13%減少して4,230万人となることになります。
また、現在、韓国の人口のうち15歳以下は19%、65歳以上は10%を占めています。韓国人の平均寿命は77歳で、女性が81歳、男性が74歳です。
都市の人口割合は82%で、去年の80%よりも2ポイント高く、人口の都市集中現象がさらに進んでいます。
また、この報告書によりますと、世界の人口は現在、65億5,500万人で、2025年には79億4,000万人、2050年には41%増えて92億4,300万人に達するものとみています。