文化
映画監督の申相玉さんが死去
Write: 2006-04-12 17:03:24 / Update: 0000-00-00 00:00:00
映画監督の申相玉(シン・サンオク)さんが11日、死去しました。80歳でした。
申相玉監督は1926年、今北韓となっている咸鏡北道で生まれ、1945年に東京美術専門学校を卒業し、翌年、美術監督として映画界にデビューしました。1952年に「悪い夜」でメガホンをとる映画監督となり、当時の人気女優と結婚しましたが、1978年に香港で北韓のスパイにら致されて、北韓で映画を制作させられました。
そして1986年3月、ウィーンのアメリカ大使館に駆け込んで北韓を脱出し、アメリカに滞在しながらカンヌ映画祭の審査委員を務めるなど映画の活動を続けて2000年に韓国に帰国しました。
おととし、肝炎で肝臓の移植手術を受けましたが、その後、入院と退院を繰り返していました。
遺作は2002年に作った痴呆症の老人を素材にした「冬物語」で、これままだ公開されていません。
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