スポーツ
米スーパーボウルMVP ワード選手が故郷韓国に
Write: 2006-04-04 16:47:29 / Update: 0000-00-00 00:00:00
アメリカのナショナル・フットボールリーグで活躍し、今年のスーパーボウルのMVPに輝いた韓国系アメリカ人のハインズ・ワード選手(30)が、3日午後5時前、母親の金ヨンヒさんとともに29年ぶりに生まれ故郷のソウルに帰って来ました。
ワード選手は、4日午前、宿舎のホテルで記者会見し、「自分は、アメリカ人の父親と韓国人の母親との間に生まれたソウル生まれの混血なので、この際、母親の国、韓国の伝統を数多く体験したい。
これまでの人生で、混血という理由でいじめにあったときが最も辛かったが、人種は大きな問題ではないという母親の教えと、母親が他人の助けなしに苦労して働いている姿をみて耐えてきた」と述べました。ワード選手はまた、「韓国で暮らす混血児のための財団設立を検討しており、これからも機会あるごとに韓国を訪れたい」と述べました。
ワード選手は1976年にソウルで生まれ、1歳のときに両親とともにアメリカに渡りましたが、父親はその後、母親と離婚しています。
ワード選手は5日にソウル市から名誉市民賞を贈られ、6日には自分が生まれた梨花女子大学の東大門病院を訪問した後、週末には、韓国プロ野球の開幕戦で始球式を行うなどして、12日までソウルに滞在することになっています。
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