ワールド・ベースボール・クラシックで準決勝に進んだ野球代表選手のうちまだ兵役に服していない選手11人全員の兵役が免除されることが決まりました。
政府と与党ウリ党は17日、尹光雄国防部長官も出席する会議を開いて、兵役に服していない11人のうち、2人は兵役逃れの疑いがあるとして9人だけ兵役免除の方針を決めていました。
しかしその後、2人が兵務庁を相手どって起こした行政裁判で、全州地方裁判所が2人に対して「兵役免除を受けるための事前準備をしたことは認められるが、実際に実行に移したとは認められない」という判断を示していたことから、兵務庁は裁判所の判断を尊重して2人に対しても兵役を免除することを決めました。
これで野球代表選手11人は4週間の軍事訓練さえ受ければ、2年間の兵役の義務を果たしたことになります。