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文化

「愛国歌」作曲の故安益泰さん 新たな楽譜を新たに発見

Write: 2006-02-17 17:10:56Update: 0000-00-00 00:00:00

韓国の国歌、愛国歌を作曲した故安益泰(アン・イクテ)さんが老後、スペインで暮らしながら作曲した交響曲2曲の楽譜が新たに見つかりました。安益泰記念財団が明らかにしたところによりますと、スペインで暮らしている安益泰さんの家族が、去年、韓国の記念財団に寄贈した遺品を整理していたところ、これまでタイトルだけが知られていた交響詩「マヨルカ」と、「ポルメントルのロピ」の2曲の楽譜がみつかったということです。この2曲は、いずれもスペイン本土東側の地中海に浮かぶスペインの島、安益泰が住んでいたマヨルカ島の美しい風景を描いた曲です。これで楽譜が公開された安益泰さんの作品は、愛国歌が入っている代表作の「韓国幻想曲」のほかに14曲となりました。安益泰さんは東京の国立音楽大学でチェロを学び、晩年マヨルカ島で地元の交響楽団を組織し、初代の指揮者をつとめていました。安益泰記念財団は、今年、安益泰さんの誕生100周年を迎え、今回新たに楽譜が発見された2曲を含めた記念音楽会を開くことにしています。

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