韓国サッカー代表チームが、４１日間の海外強化合宿に向けて出発しました。選手２２人と、洪明補コーチらは、１５日夜、アラブ首長国連邦のドバイに向けて出発しました。これに先立って去年暮れから休暇でオランダに行っているアドフォカート監督や今月９日、所属チームの強化合宿のためスペインに滞在している李東国選手ら３人は、ドバイで合流することになっています。代表選手らは、これから４１日間、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、香港、アメリカ、シリアの５カ国を回って強化試合を繰り広げ、この中でポジションが決まっていく予定です。洪明補コーチは、出発前に空港で記者団に対して、「選手たちが６週間、つらい過程を乗り越え１００％完成した組織力を持って帰って来られるようにしたい」と意欲を示しました。また主将でゴールキーパーの李雲斉選手は、「ドイツワールドカップ自体が遠征競技なので海外で親善試合をやることが成果につながる。どのチームと戦っても勝てるという自信を得られるならば、良い結果が期待できると思う」と述べました。