Ｋリーグ「ＦＣソウル」の朴チュヨン選手は、１２日、サッカー会館で行われたスポーツ記者による「Ｋリーグ２００５監督賞、新人王、ベスト１１」の投票の結果、記者７３人全員の満場一致で、今年のＫリーグの新人王に選ばれました。プロサッカー２３年の歴史の中で、新人王の投票で選手ひとりが票を独り占めしたのは朴チュヨン選手が初めてです。朴チュヨン選手は、去年１０月にマレーシアのクアラルンプールで開かれたサッカーのアジアユース選手権大会で得点王とＭＶＰに輝き、今年の２月にＦＣソウルに入団しました。そして正規リーグ１９試合に出場して、１２ゴールを入れ、５月、ソウルワールドカップ競技場で行われた光州尚武との試合では、前半２ゴール、後半１ゴールのハットトリックを成し遂げるなど新人とは思えない秀でた技量を発揮しました。朴チュヨン選手はまた、スポーツ新聞の「スポーツソウル」が贈る「第１９回今年のプロサッカー大賞」の授賞式で、最高栄誉の「今年の選手」をはじめ、「新人選手」、「人気選手」、「得点王」と、４冠王に輝きています。