プロ野球の起亜タイガーズの崔ヒャンナム投手（３４）が、アメリカ大リーグのクリーブランド・インディアンズに入団することが決まりました。韓国人のプロ野球選手が大リーグに進出したのは３人目です。崔ヒャンナム選手は２３日、クリーブランド・インディアンズのアジア太平洋地域のスカウト担当者と、クリーブランド傘下のトリプルＡマイナーチームのバッファロー・バイソンズとの入団契約に署名しました。契約条件は明らかにされていませんが、契約金なしで年俸１０万ドルとみられています。チェ・ヒャンナム選手は、１９９０年に起亜タイガーズの前身のヘテ・タイガーズにプロ入りして、７年間４３試合に登板して、１勝６敗の成績に留まり、９６年末、ＬＧツインズに移籍しました。そして９８年に１２勝をあげるなど、順調に成績を上げていましたが、２００１年に肩を負傷してから不振が続き、２００２年に起亜タイガーズに戻ってきてから大リーグへの進出を準備していました。