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文化

「韓日女性史」の副教材 韓日で同時発刊

Write: 2005-11-02 17:00:34Update: 0000-00-00 00:00:00

韓国と日本の近現代史を女性の視点から比較分析した歴史副教材が韓日両国で同時に発刊されました。これは韓国と日本の女性学者67人が4年間の共同作業を経てまとめたもので、韓国では「女性の目からみた近現代史」というタイトル、日本では「ジェンダー視点からみる日韓近現代史」というタイトルです。この本は日本の歴史教科書のわい曲記述が台頭した2001年に「日本の女性・戦争・人権学会」が韓国の「挺身隊問題対策協議会」などの市民団体に、女性の視点からみた韓日の近現代史の教材づくりを提案して実現したものです。内容は日本の植民地時代から2000年までの韓日両国の女性の生活像を「日本帝国主義の拡大と朝鮮の強制占領」「戦時動員と日本軍慰安婦」「解放・分断そして韓国戦争」「民主化闘争と女性」など時代別に7章に分けて比較分析しています。韓国側の執筆責任者のソウル大学社会学科のチョン・ジンソン教授は、「女性の近現代史に注目したこの本が、韓国と日本の高校、大学の副教材に使われることを期待したい」と話しています。

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