韓国サッカー代表チームの新しい監督に就任したオランダ人のディック・アドフォカート氏(58)は、30日、ソウルのサッカー会館で記者会見し、「ワールドカップベスト4の栄光を手にしたメンバーであっても精神力が弱くなった選手は追放する」と述べました。アドフォカート監督は、国家代表選手らの精神力の問題を厳しく指摘するとともに、「精神力の弱いベテラン選手より、しっかりした若い選手を起用したい。年齢に関係なくすばらしいプレーをする選手を抜てきする計画だ」と述べました。アドフォカート監督は、さらに、「韓国の選手は待つプレーをすると聞いた。選手が攻撃的な姿勢で1対1の状況を破っていける能力を育むことを期待したい」として、強い圧迫と体力をベースにした攻撃のサッカーを目指す考えを示しました。韓国の代表チームは、10月12日にソウルワールドカップ競技場でアドフォカート監督体制になって初めて、イランとの強化試合を行います。