チェコで行われている世界障害者水泳選手権大会に韓国から唯一参加している自閉症の釜山体育高校2年の金珍鎬選手(19)が、背泳ぎ200メートルで世界新記録を記録し金メダルに輝きました。金珍鎬選手は、8日チェコ北部のリバーレック競技場で行われた背泳ぎ200メートルで、これまでの世界新記録より3秒以上速い2分24秒49で入り、今大会初めての世界新記録を打ちたてました。これに先立って金珍鎬選手は、大会初日の6日に行われた背泳ぎ100メートルで銅メダルを獲得しています。金珍鎬選手は、3歳の時に自閉症の診断を受けましたが運動が好きで小学校5年生の時から水泳を始めました。そして2002年の釜山アジア太平洋障害者水泳大会では、金メダルと銀メダルを2つずつ獲得しています。