文化
平壌での趙容弼コンサート 7000人から熱い拍手喝采
Write: 2005-08-24 18:02:29 / Update: 0000-00-00 00:00:00
歌手の趙容弼(チョ・ヨンピル)さんのコンサートが23日夕方、北韓平壌の「鄭周永体育館」で開かれ、7000人の観衆の熱い拍手を受けました。会場は北韓当局の関係者と白いワイシャツにネクタイ姿の男性、韓国の伝統衣装のチマ・チョゴリ姿の女性で埋め尽くされました。今年55歳になる趙容弼さんの平壌での単独コンサートは、韓国人歌手としては女性歌手の李美子(イ・ミジャ)さんに次いで2人目ですが、初めてロックのグループサウンドと華やかな舞台装置を披露する場となり、コンサートが始まりますと、観客はやや驚いた面持ちでした。「太陽の目」など3曲続けて強烈なリズムで始めた趙容弼さんは「ぜひ平壌で公演してみたいと思っていました。音楽は南も北も同じだと思いました」とあいさつし、北韓の歌2曲も交えてこれまでのヒット曲を熱唱しました。北韓でも広く歌われている趙容弼さんの代表曲「モナリザ」が始まりますと、観客たちは電光板に写される歌詞を目で追いながら一緒に歌い、「鳳仙花」や「黄城の跡地」では涙する人たちも見られました。2時間に渡った趙容弼さんのコンサートは「夢のアリラン」で終わりましたが、感動につつまれた観客のアンコールで再び舞台に立った趙容弼さんは「一人でアリラン」を観客とともに歌って、幕を閉じました。このコンサートは韓国で民放のSBSが23日夜8時55分から放送し、17.5%という高い視聴率となりました。
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