このクウェート戦をテレビ中継の画面で応援しようと、ソウルの中心部の鐘路、新村、江南駅周辺のビヤホールや居酒屋などでは徹夜営業を行い、客は大画面を見ながら歓声を上げていました。この試合は午前２時４５分から午前５時前まで中継されましたが、時間の関係から先のウズベキスタン戦の時のような光化門一帯の街頭応援は行われませんでした。しかしサラリーマンや学生らを中心に家に帰らずに応援しようという人たちが三々五々大画面のある店に繰り込み、得点のたびに躍り上がって喜び、試合が終わると、ワールドカップ本大会出場を祝って互いに乾杯していました。また住宅街では、２４時間営業の韓国型サウナのチムジルバンが満員となり、家庭の主婦らも加わって楽な姿で中東での試合に応援を送っていました。