サッカーの2006年ワールドカップアジア最終予選で、韓国は3日夜、ウズベキスタンと1対1の引き分けにとどまり、A組2位に落ちて、次のクウェート戦で引き分け以上の成績を迫られることになりました。ウズベキスタンの首都タシケントのパクタコル競技場で行われた韓国対ウズベキスタンの試合、韓国は、安貞桓、車ドゥリ、朴チュヨンのスリートップで臨みましたが、選手同士のサインミスと守備の不安が目立つ中で前半を無得点で終了しました。そして後半18分、ウズベキスタンに先制ゴールを許した後、試合終了直前に最年少の朴チュヨンが同点ゴールを決め、起死回生しました。韓国はこれで2勝1引き分け1敗、勝ち点7となりましたが、同じ日に行われたサウジアラビア対クウェート戦で3対0で勝ったサウジアラビアが勝ち点を8に伸ばしたため、韓国は首位だったのが2位に後退しました。韓国はドイツ大会への出場を決めるには、韓国時間で9日未明に行われるクウェートとのアウエー戦で引き分け以上の成績をあげなければならない負担を抱えることになりました。一方、B組の北韓はイランと対戦して0対1で負けて4連敗となり、残りの2試合を全部勝ってアジア3位をめざすプレーオフしか道が残らなくなりました。