文化
「死の学会」を設立
Write: 2005-06-04 17:21:09 / Update: 0000-00-00 00:00:00
人の死はどういう意味を持っているかを研究する「死の学会」が4日、宗教学、人文学など20人の学者によって設立されました。これまで医学や他の科学で死についての研究が行われてきましたが、人文学や日常で出会う死の研究は韓国では初めてです。「死の学会」を提案した梨花女子大学宗教学科の崔ジュンシク教授は「韓国では、古くからシャーマニズムの影響を受けて、“死はおん念”という否定的な認識が強い。西洋では末期がんの患者は残りの2-3カ月を有意義に過ごして品のある死に方を準備するが、韓国人はほとんどが抗がん剤の注射を受けて、死を極力拒否しながら、こん睡状態で死を迎える。そのため死に関連した経済的な費用は年間27兆ウォンにのぼっている」として、学会での討論で死についての前向きな認識を広げていく考えを示しました。
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