ＦＩＦＡ＝国際サッカー連盟は２９日、スイスのチューリッヒで開いた委員会で、６月８日に行われるワールドカップのアジア最終予選の第４試合、北韓対日本の試合を、当初予定されていた平壌ではなく、第３国でサポーターなしに行うことを決めました。これは３月に平壌で行われた北韓対イラン戦で、審判が不公正は判定を出したと、北韓の選手が審判に詰め寄るとともに観衆が騒いで競技場を出ようとしたイラン選手団のバスを２時間も取り囲んだことに対する処分として決めたものです。ＦＩＦＡはまた罰金として北韓のサッカー協会に２万スイスフラン、韓国ウォンで１７００万ウォンを課しました。これについて日本のサッカー協会は３０日、北韓との試合をマレーシアで行いたいという意向を表明しました。ＦＩＦＡは今年２月、ワールドカップの最終予選で、北韓のように観衆の騒ぎがあったアルバニアとコスタリカとの試合をサポーターなしで行うよう決定しています。