韓国の国歌、愛国歌を作曲した故アン・イクテさんの夫人でスペインに住むロリータ・アンさんら遺族は１６日、チョンドンチェ文化観光部長官に会って愛国歌の著作権を韓国民に無償で譲渡する寄贈書を渡しました。ロリータ・アンさんらこの寄贈書で「愛国歌が韓国国民の胸の中で永遠に歌い継がれることを祈り、故人の愛した祖国にこの歌を寄贈します」と記しています。寄贈書を受け取ったチョン・ドンチェ文化観光部長官は「愛国歌の感激と願いがいつも供にあることを希望し、韓国民の感謝の気持ちを込めてこの楯をお送りします」と書かれた感謝杯と記念品を渡しました。これでインターネット上で行われてきた愛国歌の著作権をめぐる論争も一段落することになりました。