韓国の地上波テレビの番組輸出が、去年一年間に、前の年より７０％近く増えました。中でもドラマが番組の輸出をリードしており、日本向けの輸出が目立っています。文化観光部がまとめた２００４年度のテレビ番組の輸出入現況によりますと、番組の輸出額は、一年前と比べて６９．６％増加して７１４６万１０００ドルとなり、輸入額の２倍を上回っています。目立った現象としては、ドラマの輸出の比重が高くなり、輸出単価も大きく上昇しました。おととしは、番組輸出の８５．７％を占めていたドラマのシェアが、去年は９１．８％にまであがっています。平均輸出単価も、おととしは２１９８ドルでしたが、去年は４０４６ドルと２倍近く上昇しています。国別には、日本向けが５７．４％で最も多く、次いで、台湾、中国、香港の順でした。一方、輸入は、地上波では減っているのに対して、ケーブルテレビと衛星テレビは増えていることが分かりました。これらの輸入は、アメリカからがトップで、以下、日本、イギリス、フランスの順でした。