海外に出かけた韓国人が去年初めて９００万人を超え、国民５人に１人が海外に出かけた割合となりました。法務部が１２日まとめたところによりますと、去年１年間に、海外に出かけた韓国人は延べ９１３万９０００人で、一昨年より２４％近く増え、これまでで最高となりました。また韓国を訪れた外国人も５７５万人あまりで一昨年より２３％増えました。外国人を国別にみますと、日本人が２４２万６０００人と全体の４２％で最も多く、次いでアメリカ人５７万８０００人、中国人４１万２０００人の順で、韓国ブームの影響で日本、中国、台湾からの入国が大幅に増えています。また韓国人の海外への出先を国別にみますと、中国が２３４万５０００人で最も多く、次いで日本が１７４万人、タイ７５万６０００人の順でした。目的別には観光が全体の半分を超える５２％でした。これについて法務部は「２００３年は東南アジアでＳＡＲＳが流行ったため、海外旅行を自制した分、去年２００４年に海外旅行の需要が増えた。また週休２日制のため、海外に出かける人々が増えている。今年は１０００万人を超えるのではないか」と話しています。