江原道平昌(ピョンチャン)郡が再び冬季オリンピックの誘致に乗り出すことになりました。大韓オリンピック委員会は23日、常任委員会を開き、今月15日にまとまった国際スキー連盟の調査報告書にもとづいて、2014年の冬季オリンピックを誘致する韓国の候補地として名乗りをあげていた江原道平昌郡と全羅北道茂朱(ムジュ)郡のうち、平昌郡とすることを満場一致で決めました。これで江原道平昌郡は来年7月にIOC=国際オリンピック委員会に誘致申請書を提出して、2010年の冬季オリンピック誘致に失敗した経験を生かして再び冬季オリンピックの誘致に挑むことになりました。一方、 全羅北道は「国際スキー連盟の調査報告書は公正さに欠けている」として茂朱が脱落したことに強く反発し関係者150人が泰稜(テルン)選手村の前で集団行動を行いました。