外国人観光客がソウルで最も多く訪れるのは、繁華街の「明洞」で、推薦したい名所としては、王宮の「景福宮」と南山の「ソウルタワー」をあげています。これは、ソウル市が今年、ソウルを訪れた外国人観光客４５０人を対象にアンケート調査をした結果、分かったものです。また回答者の７５．３％は、ソウル観光に満足を示しています。国別には、英語圏の観光客の満足度が１００点満点の８４点なのに対して、中国や日本人の観光客はいずれも７０点台と、比較的低くなっています。また宿泊地やタクシーに乗る際の意思の疎通、道路の案内標識などは、依然として改善されなければならない課題として指摘されました。ソウル市は、この調査をもとに言語圏別の観光客の好みを反映したソウル観光商品を開発することにしています。