スポーツ
ヤン・テヨン選手 結局金メダルとれず
Write: 2004-10-22 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
アテネオリンピックの男子体操個人総合で審判の誤りで金メダルを逃し、銅メダルにとどまった韓国のヤン・テヨン選手は、結局、金メダルを手に入れることができませんでした。スポーツ仲裁裁判所は、21日、スイスの本部で記者会見し、ヤン・テヨン選手が審判の誤りで金メダルを逃した男子体操個人総合の試合結果を正すよう求めて国際体操連盟に提起した訴訟について、棄却決定を出したことを明らかにしました。スポーツ仲裁裁判所は、棄却の理由について、大韓オリンピック委員会宛に決定文を送り、「審判に誤りがあったことは確かだが、異議を申し立てるなら試合終了前に抗議をしなければならない。この事件は、試合終了後に提起されたため審議の対象になり得ない」としています。そのうえでスポーツ仲裁裁判所は、「この事件に対するヤン・テヨン選手や金メダリストのポールハム選手の品位ある行動を称える」として、両選手ともに今度の事件の犠牲者だと述べました。これについてヤン・テヨン選手は、「声援を送ってくれた国民に感謝したい。金メダルを取り戻すことはできなかったが、今度の判決を尊重するとともに、2008年の北京オリンピックで必ず金メダルを取れるよう全力を尽くす」と感想を語りました。また大韓体操協会も抗議が遅れたことに責任を痛感するとして二度とこうしたことが起きないよう努力するとしています。
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