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スポーツ

CAS=スポーツ仲裁裁判所とは?

Write: 2004-08-30 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

ところでスポーツ仲裁裁判所は、IOC=国際オリンピック委員会によって1984年に設立されました。設立当初はIOCの直轄でしたが、IOCが訴えられる場合も想定されるうえ、もう少し中立的な組織にする必要があるという指摘から1994年にICAS=スポーツ国際理事会を設立して、この下にスポーツ仲裁裁判所を置くことになりました。本部は、スイスのローザンヌにあり、IOCと、IOC委員長、各種競技の国際連盟、国家オリンピック委員会が、それぞれ15人ずつ合わせて60人の仲裁委員を指名して構成され、判定紛争、薬物紛争、選手資格などの紛争を審判するスポーツ界の国際裁判所としての役割を果たしています。 今大会では、アテネに臨時裁判所を設置して、6件を審議しました。この臨時裁判所は、5大陸から集まった12人の仲裁委員で編成され、3人がひとつの裁判を受け持ち、訴状を受け付けてから24時間以内に判断を出すことを原則としています。

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