アテネオリンピックの最終日の２９日、韓国はテクォンドの男子・８０キロ以上級の決勝でギリシャの選手を破り、９つ目の金メダルを獲得して、総合順位は一挙に９位に上がり、８年ぶりに１０位以内に返り咲きました。テクォンド 男子８０キロ以上級の決勝戦で、韓国のムン・デソン選手（２８才）は身長２メートル大柄のギリシャのニコライディス選手を開始２分１０秒で、得意の左後ろ回しで、顔を蹴って倒してＫＯ勝ちし、韓国に９つ目の金メダルをもたらしました。また同じ２９日、女子ハンドボールの決勝で、韓国はデンマークと対戦し、延長戦にもつれ込んで、同点となり、ＰＫ戦の結果、惜しくも敗れて、銀メダルとなりました。しかし最終の種目となった男子マラソンで、韓国期待のベテラン、イ・ボンジュ選手は振るわず、１４位に終わりました。またほかの選手も１７位と４１位でした。

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閉会式も南北が一緒 メダル３０個はソウル五輪以来
アテネオリンピックは韓国時間の３０日未明、２８競技３０１種目全部を終わって、閉会式を行い、南北の選手は開会式同様、一緒に入場しました。閉会式では青地に白の１本の韓半島旗を韓国は、女子アーチェリー２冠王のパク・ソンヒョン選手、北韓は選手団役員のキム・ソンホさんの２人が掲げて入場しました。この後、南北の選手が手を振りながら入場し、観客から拍手を浴びました。アテネオリンピックで韓国は金メダル９個、銀メダル１２個、銅メダル９個の合わせて３０個のソウルオリンピックに次ぐメダルを獲得して、総合９位となり、１０位以内に入るという目標を果たしました。一方北韓は金メダルはなく、銀メダル４個、銅メダル１個の合わせてメダル５個の５８位でした。

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女子ハンドボールで惜しくも銀メダル
アテネオリンピック・女子ハンドボールの決勝で、韓国はＰＫ戦で惜しくもデンマークに敗れ、銀メダルとなりました。前回シドニーオリンピックで準決勝で敗れた韓国は、オリンピック最終日の２９日、１２年ぶりの金メダルを狙って強豪デンマークと対戦しました。試合は一方が得点すると、片方が得点するシーソーゲームとなり、前半３０分は１４対１４の同点、後半３０分も２５対２５の同点で延長戦に進み、第１延長 ２９対２９、第２延長 ３４対３４で決着がつかず、ＰＫ戦となりました。このＰＫ戦で、韓国は２つ止められたため、４対２で、惜しくも金メダルを逃し、銀メダルとなりました。しかし８年ぶりのメダル獲得となりました。