アテネ・オリンピック１５日目の２７日、韓国は、女子テクォンドで８つ目の金メダルを獲得しました。アテネのファリロン・スポーツパビリオンで行われた女子テクォンド５７キロ以下級決勝で、チャン・ジウォン選手は、アメリカのニア・アブダラ選手を２対１でポイント勝ちし優勝しました。また男子６８キロ以下級では、ソン・ミョンソプ選手が、ブラジルのシルバー選手を１２対７で破って銅メダルを獲得しました。女子ハンドボールは、フランスを３２対３１の僅差で抑えて２大会ぶりに決勝に進出しました。韓国は２９日、デンマークと金メダルをかけて争います。また男子ボクシングは、フェザー級のチョ・ソッファン選手が、ロシアのティチチェンコ選手との準決勝で敗れ銅メダル、ウェルター級の金ジョンジュ選手もキューバに敗れ、銅メダルに留まりました。これで韓国は、２７日を終わって、金メダル８、銀メダル１０、銅メダル８を獲得しメダルの数を２８個に増やして、総合順位９位に上がりました。韓国は、２８日、男子レスリング・フリースタイル８４キロ級と、女子テクォンド６７キロ以下級でメダルを狙います。

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男子レスリングで金メダル ロス大会以来６連覇

アテネ・オリンピック１４日目の２６日、３日連続メダルを取れなかった韓国は、男子レスリングで金メダルを獲得しました。アテネのアノリオシア競技場で行われた男子レスリング、グレコローマン６０キロ級に出場した韓国のチョン・ジヒョン選手は、決勝で世界選手権大会の銅メダリスト、キューバのロベルト・モンジュ選手と延長戦に入る接戦の末、３対０で勝ち、金メダルを獲得しました。これで韓国の男子レスリングは８４年のロサンゼルス・オリンピック以来６回連続金メダルを取りました。また女子ハンドボールは、２６日行われた準々決勝でブラジルを２６対２４で破り、ベスト４に進出しました。この結果、韓国は韓国時間で２８日未明、予選で７ゴールの差で勝ち抜いたフランスと再び準決勝で相まもえることになりました。これで韓国は、２６日を終わって金メダル７、銀メダル１０、銅メダル５で総合順位を１１位と、１つ上げました。韓国は２７日、テコンドーとボクシングでメダルをねらいます。