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韓半島

韓国軍初の軍事偵察衛星 平壌中心部を撮影

Write: 2024-03-04 10:41:41Update: 2024-03-04 14:39:28

韓国軍初の軍事偵察衛星 平壌中心部を撮影

Photo : YONHAP News

韓国軍が去年12月に打ち上げた初の軍事偵察衛星が、北韓の首都、平壌(ピョンヤン)の中心部を撮影した画像を地上に送信していることが分かりました。 
 
政府の消息筋によりますと、去年12月に打ち上げた軍事偵察衛星が、最近、平壌の中心部を撮影した画像を地上に送信していて、画像には、平壌の中心部や港の船舶も鮮明に写っているということです。
 
ただ、撮影された平壌中心部の画像に何が写っているかは、明らかにしていません。
 
去年12月に打ち上げられた軍事偵察衛星の1号機は、高度400キロから600キロで地球を周回する低軌道衛星で、地上にある30センチの物体を識別できるカメラが搭載されています。
 
国防部は、今月中旬から試験運用を行い、本格的な運用に向けた調整を行う計画です。
 
軍当局は、来年までに軍事偵察衛星を追加で4基打ち上げ、合計5基による偵察ネットワークを確保することで、北韓への監視を強化する方針です。

軍事偵察衛星の2号機は、来月、アメリカ・フロリダ州の空軍基地から打ち上げられる予定です。
 
5基すべての運用が始まれば、韓国軍は、北韓の核実験場やミサイル基地など、主な施設の情報を、およそ2時間おきに収集できるようになります。
 
一方、北韓も、独自の軍事偵察衛星「万里鏡(マルリギョン)1号」を去年11月に打ち上げていますが、韓国軍は、軌道への進入には成功したものの、正常に機能していないとみています。

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