韓国と日本のビジネス交流イベント「韓日産業技術フェア」が7日、ソウルで開かれ、両国の企業関係者が出席して、先端産業や素材、部品、設備などの分野での協力拡大について意見を交わしました。
韓日産業技術フェアは、両国の政府関係者と企業関係者が出席する韓日のビジネス交流イベントで、韓日産業技術協力財団と日韓産業技術協力財団が共催し、2008年から毎年開かれています。
ことしは、産業通商資源部の楊柄乃(ヤン・ビョンネ)次官補、相星孝一韓国駐在日本大使など、両国の政府関係者のほか、両国の企業関係者およそ300人が出席し、先端産業や素材、部品、設備などの分野での協力拡大などをテーマに意見を交わしました。
楊次官補はあいさつで、「優れた製造技術を持つ韓国企業と素材・部品・製造設備に強い日本企業の間の先端産業のサプライチェーン構築と産業競争力強化のための協力を拡大したい」と提案しました。
今回のイベントでは、両国の経済関係者によるビジネス商談会が行われたほか、両国の専門家が参加する「韓日協力セミナー」も開かれ、半導体をめぐる両国の協力について議論しました。