韓国ではことし、日本ビールの輸入量が大幅に増え、日本がビールの輸入相手国1位に返り咲きました。
関税庁が2日にまとめたところによりますと、ことし1月から8月までの日本ビールの輸入量は3万6573トンで、去年の同じ期間の3.4倍に増えました。
日本ビールがビール輸入量全体に占める割合は21.9%で、最も多くなっています。
去年の日本ビールの輸入量は、全体の8.8%にとどまり、中国、オランダに次いで3位でした。
日本が2019年7月に韓国に対して輸出管理措置を強化するまで、日本はビール輸入相手国1位でした。
しかし、韓国で日本製品の不買運動が広まり、日本からのビール輸入量が急速に減少したことで、2019年には3位に後退し、2020年には10位まで転落しましたが、その後、不買運動が下火になり、輸入量が増え始めた去年は3位まで回復し、ことしは1位の座を奪還しました。