メニューへ 本文へ
Go Top

経済

円安で日本の小都市への旅行も増加 航空各社が相次ぎ路線再開

Write: 2023-10-02 10:44:46Update: 2023-10-02 10:55:16

円安で日本の小都市への旅行も増加 航空各社が相次ぎ路線再開

Photo : YONHAP News

円安を背景に、韓国では日本への旅行人気が続いていますが、東京や大阪などの大都市だけでなく地方の観光地を訪れる人も増えていて、韓国の航空各社は日本の地方都市とを結ぶ路線の運航を相次いで再開しています。

大韓航空は、今月29日から仁川(インチョン)発の岡山線、鹿児島線、31日からは新潟線をそれぞれ週3往復運航します。いずれもコロナ禍で運航を休止していた路線で、およそ3年8か月ぶりの運航再開となります。

アシアナ航空は29日から、仁川発の仙台線を週3往復から4往復に増便します。宮崎線は、先月27日から週3往復で運航を再開しています。

韓国の航空会社のうち最も多くの日本路線を運航するLCC=格安航空会社の済州(チェジュ)航空は、現在、仁川と広島、大分、静岡、松山をそれぞれ結ぶ路線を運航しています。

エアソウルは、今月25日から仁川―鳥取線を週3往復で運航再開する予定で、11月までの予約率は8割を超えているということです。去年11月に再開した高松線は毎日運航中です。

ティーウェイ航空は、ことし初めに仁川―熊本線、9月に仁川―佐賀線を再開していて、ジンエアーもことし5月に仁川―北九州線を再開し、毎日運航中です。

ことし1月から8月までの韓日路線の利用者数は合わせて1200万人で、新型コロナ流行前の2019年の同じ期間の82%水準まで回復しています。

円安を背景に日本旅行の人気は続くとみられ、航空業界の関係者は、「地方都市との路線の運航再開は、東京や大阪などの大都市を訪れたあとに日本の地方都市も訪ねてみたいという旅行者の需要に対応するため」と説明したうえで、「温泉や伝統的な庭園など地方の小都市の魅力も知られるようになり、観光客はさらに増えるだろう」との見通しを示しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >