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政治

韓国の放射能専門家が福島原発で検証活動 実効性が焦点

Write: 2023-08-28 15:35:58Update: 2023-08-28 16:57:08

韓国の放射能専門家が福島原発で検証活動 実効性が焦点

Photo : YONHAP News

東京電力福島第一原発の汚染処理水の海洋放出状況を点検するため、現地を訪れている韓国側の専門家チームについて、韓国では、検証が実効性のあるものになるかに注目が集まっています。 
 
国務調整室の朴購然(パク・クヨン)第1次長は、28日の記者会見で、韓国原子力安全技術院の専門家3人が28日、IAEA=国際原子力機関が福島に開設した現地事務所に到着したと明らかにしました。
 
いつまで滞在し、具体的にどのような検証活動を行うのかについては、IAEAと協議中だということです。
 
政府とIAEA、そして日本政府は、韓国の専門家が2週間おきに福島の現地事務所を訪問し、放出状況を点検することで合意しています。
 
韓国人専門家の派遣をめぐっては、韓国政府は、東京電力が公表する海洋放出のモニタリングデータの正確性などを検証する必要があるとして、IAEAの現地事務所に韓国人専門家を常駐させることを求めたものの、受け入れられず、代わりに定期的に派遣することで合意した経緯があります。
 
汚染処理水の放出が始まってから5日目となりましたが、まだ専門家の活動計画が決まっておらず、韓国国内では、検証の実効性について疑問視する声も上がっています。

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